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多階層生体機能モデリングを支援するオープンプラットフォーム「PhysioDesigner」が、スウェーデンのストックホルムで開催された『Neuro Informatics2013 (August 27-29)』で発表されました。

Neuro Informatics2013は国際ニューロインフォマティクス調整機構(INCF)が主催する脳神経情報科学分野の国際会議です。ニューロインフォマティクスとは、脳神経科学と情報科学・技術の接点であり、脳(神経)科学を発展させるために、多様で膨大なデータを総合的に整理、分析しようとする新しい研究分野です。

PhysioDesignerとは統合ライフサイエンス、 システム生物学の幅広い分野で生理機能の多階層生体機能のモデリングをサポートするオープンプラットフォームです。現在は、沖縄科学技術大学院大学(OIST)並びに大阪大学が主となって その開発を進めています。弊社では2007年よりその開発の一部を受注しその発展に貢献しております。今回の発表は、特にPhysioDesignerの神経科学への応用を中心とした内容となっています。

そのNeuro Informatics2013において、沖縄科学技術大学院大学(OIST)の浅井義之先生が筆頭著者としてPhysioDesignerの神経科学における応用の可能性の紹介を中心に、発表されました。PhysioDesignerに関してはこれまでも多くの発表がされていますが、今回の発表では、弊社の これまでの開発功績を認めて頂き共著者として加えて頂きました。

生理機能のモデリングには数理学的な記述をする他に、形態学的モデルを統合することが重要です。弊社では、PhysioDesigner の1機能として実装されているImage Viewer の拡張機能を実装することで、PhysioDesigner上で開発されるモデルに形態学的モデルを統合するプロセスをサポートしました。

著者
浅井義之(OIST)、 岡秀樹(理化学研究所)、 李俐(インタセクト)、 安部武志(OIST)、 倉智嘉久(大阪大学)、
北野宏明(OIST、SBI)

関連リンク
1. >Neuro Informatics 2013
2. >PhysioDesigner

•ImageViwerの機能の例
右上の図はダイポールをイメージデータにセットし、moduleを作成する機能を示し、左下の図はイメージデータを用いた画像処理を示す。

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